GPSモニタリングクラウドサービス

GPSモニタリングクラウドサービスとは

斜面やインフラ構造物などを対象に、GNSS計測を用いて変位監視を行うクラウド型モニタリングシステムです。
システムによる自動配信を基本とした機械監視サービスに対応しており、常時の遠隔監視が可能です。

多様なセンサとの連携

GNSSセンサ以外にも、伸縮計・地下水位計などのIoTセンサ、定点カメラ画像解析、
衛星SAR時系列解析などを組み合わせた面的・多面的なモニタリングが可能です。

クラウド型統合管理

GNSSやIoTセンサ、画像・衛星データなど多種多様な情報を『クラウド型変位計測監視システム』にて一元管理。
インターネット経由で、PC・スマートフォン・タブレットなどからリアルタイムでデータ閲覧が可能です。

GNSS機能搭載LTEカメラによる一体型モニタリングシステム

本システムは、GNSS機能を内蔵したLTE通信対応カメラを使用することで、1台のカメラを設置するだけでモニタリングシステムの構築が可能です。
専用のGNSSアンテナやデータロガーを別途用意する必要がなく、初期導入コストおよび月額運用コストの大幅な削減を実現します。
設置や運用が簡便で、特に地すべり、法面、ダム等の現場において柔軟な対応が可能です。
また、本システムは24時間365日連続稼働し、システムを基盤とした自動データ配信サービスに対応しています。

特長

1GNSS内蔵LTEカメラ

シンプルかつ低コストな監視システムの構築が可能

2最短10分間での導入も可能

広域または一時的なモニタリングにも最適

3各種センサに対し管理基準値の設定が可能

超過時には関係者へ自動で警報メールを送信。

4Webベースの監視プラットフォーム

PC・スマートフォン・タブレットからリアルタイムで閲覧・管理可能。

5豊富なフィールド経験

地すべり、道路法面、ダム等の多様な現場への導入実績が多数あり。

機能

1. デバイス情報一括表示

ステータス

「オンライン」状態

デバイス名

設備名

IPアドレス

各設備に割り当てられたネットワークアドレス

最終更新

更新時刻

座標

緯度・経度の位置情報

天気

天気情報

設備設置位置情報マップ

リアルタイム監視管理
2. デバイス詳細情報を表示

1. 基本情報

デバイス名・IPアドレス

「設備 17-81」および「219.112.XX.XX」

最終更新日時

2025年5月8日 12:34:11　（自動更新）

2. 現場画像・位置情報の表示

最新の現場画像

カメラが撮影した現地の様子をリアルタイムで確認できます。

位置情報（GPS）

Googleマップ上で設置場所を表示。地図・航空写真の切り替えも可能です。

3. 気象データ（リアルタイム）

気温

8.9℃

風速

0.7 m/s

湿度

45％

気圧

1019 hPa

WBGT（暑さ指数）

16.7℃（安全レベル）

4. 現在の天気情報

天気

晴れ

体感温度

8.9℃

日の出／日の入り

04:47 ／ 18:42

5. 天気予報（3日分表示）

時間帯ごとの気温、風速、湿度、降水確率などを表示。現場作業の計画や安全対策に活用できます。

6. デバイスステータス

オンライン状況

現在「オンライン」

最新通信時刻

リアルタイムで更新表示
3. 静止画像・動画再生/ダウンロード

1. 静止画像（スナップショット）
- 日付別検索：指定した日付の画像を一覧表示。
- スナップショット間隔設定：画像の取得間隔（1/5/10/30/60分など）を自由に選択可能。
- ダウンロード機能：選択した画像をまとめてダウンロード可能。
2. 録画映像（動画）
- 日付と時間帯で検索：カレンダーから簡単に録画データを選択。
- 録画履歴の可視化：タイムラインで録画の有無をひと目で確認可能。
- 再生／ダウンロード対応： mp4形式の動画をその場で再生、またはダウンロードして保存できます
4. マップビュー機能

図上での監視設備・気象情報の可視化

複数の監視設備の位置を、地図上にわかりやすく表示します。
地理的に分散した各設備の状況や、その周辺の気象条件をリアルタイムで一括確認できます。

表示される気象情報

雲量・降水量・気温・風速・気圧・風向（矢印で風の向きと強さを視覚的に表示）

視覚的なインターフェースにより、現場ごとの環境変化を迅速に把握し、
効率的な現場管理やリスク対策が可能になります。
5. 画像解析（オプション）

主な特長
- 定点撮影された画像から対象物の微細な変化や動きを正確に検出
- 時間の経過による変化をグラフで見やすく表示し、長い期間の傾向がひと目でわかります
- 危険な場所を自動的に色付きの枠で示し、早めに警報を出すことができます
土砂災害や雪崩などの自然災害の危険性チェック、橋やトンネルなどの設備の経年変化の観察、
工事現場の安全管理など、さまざまな場面で役立ちます。