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監視カメラシステム及び、
煙・炎検知システムの設置

東北の空は今日も青かった
皆さん、どうも
技術担当の周です。今日もご安全に。。。
一般のお客さんにも、弊社の業務内容などを理解しやすいように、これから不定期で、「近況報告」といった形で、 日頃の作業内容や面白いことをお伝えできたらと思います。
台湾出身で、日本語文章が不慣れなところもあるので、わかりづらいところがあれば、ご了承ください。 これからも宜しくお願い致します。m(_ _)m
背景
東北地方お客さんのソーラー発電場に弊社の監視カメラシステムと煙・炎検知システムを導入しました。 かなり大規模な監視範囲になるため、カメラの台数が合計8台になります。またカメラから変電所までの距離も長いであるため、 LANケーブルだけだと無理なので、今回の通信インフラは光通信方式を設計しました。
システム概要
システムの構成は以下になります。現地に設置したカメラによって、環境状況の静止画像を検知サーバに転送します。 検知サーバで画像解析を行い、煙や炎を検知したら、担当者さんにアラートメール送信及び、保安設備に警報信号を出力します。


現場作業
当初では、弊社がシステムの設計及び、設備の納品だけで、現場でのカメラ据付はお客さんご自身で行うことになっていましたが、 現場作業にはトラブルが付き物の、現場作業が遅れているため、お客さん側では、人手が足りていないので、 お客さんの要望に応じてカメラの据付まで作業しました。作業した風景は以下になります。
作業現場風景

ヘルメット被って現場でのLANケーブルコネクタ圧着作業は何年ぶりだろう(笑)

3回目にして、この現場の寒さになれるつもりでいましたが。。。。
1日中外での立ちっぱなしはさすがに寒い!!!

うん... ジムニーが欲しくなりましたね(笑)

この1枚で、メガソーラーの奥行き(広さ)がお分かりでしょうか。
カメラ据付

まず、ポールを立てる作業から始まります、
水平を取るのが大事ですよね。

次はLANの配線、今回はPoEを使用するため、
電源ケーブルなしでLANケーブル1本で行けます。

最後に画角調整と動作確認、今回のカメラ性能が良くて、お客さんもご満足でなによりです。
まとめ
この現場では、お客さんから最初の問い合わせで、システムを設計して、設計図や見積資料を出したのは去年の1月下旬でした。 実際に設備を設置し、稼働したのは丸一年に近い時間が掛かりました。途中、何回かの仕様変更があって、やっと無事にシステムを 設置できるようになりました。大きな問題もなくて、最終納品に向けて、着々と作業を進んでおります。
ただ、1つだけ、文句を言わせてもらいたいのは、この現場のシステム設計当初、お客さんと一緒に固定IP付き光回線のインターネットが引けるか否かを 念を入れて確認したにも関わらず、いざ、去年12月頃に光回線引込工事の直前に、「やっぱり、無理です。採算が合わないです」ってのことで、 光回線の引込がドタキャンされました。 ちょっとまってよ、それじゃ、私のスーパー監視システムを台無しにしたじゃないですか。。。
せっかくの大規模案件ですので、光回線でお客さんにいろなサービスを使ってもらって、弊社の実績と宣伝にもなれるし、 ウィンウィンになるこの案件を【○○○東日本さん】※1に水を差されました。さすがの元国営の電電公社さんがこの有様ですか。。。。信じられないですね。 コン柱を立てたお客さんにも唖然とした、その後、一旦4G LTEで運営することになりましたが、将来、5Gが普及してきて、通信料が安くなったときに、 この現場のネットワーク改善をお客さんに提案する予定です。
※1:会社名出さないほうがいいと友人に指摘されたので、しかも、○1個じゃ足りない、○3個つけると言われました。忖度なしで書きたかったな(笑)
煙・炎検知

まだ完成していないですが、イメージだけチラッとお見せします。

これから、AI画像認識の調整作業に入り、1ヶ月後に納品予定をしております。
システム関連

変電所内でのサーバと通信状況確認

スマホのアプリにも対応します。